研究室だより |
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2年生は卒業まであと半年を残すのみとなりました。いよいよ各研究室で行っている卒業研究にも拍車がかかっていることでしょう。ここでは2年生に研究室の様子を紹介してもらいました。
吉川 研究室 | 三宅 研究室 | 凍田 研究室 | 松井 研究室 | 吉良 研究室 |
吉山 研究室 | 坂口 研究室 | 小澤 研究室 | 藤田 研究室 | 水上 研究室 |
吉川 研究室 (尾石 容子) 三宅 研究室 (増田 真樹) 凍田 研究室 (坪井 千明) 松井 研究室
上野真弓・佐藤美穂・中尾エミ:私たちの卒研のテーマは、「ダイレクトメールとプライバシー」です。ダイレクトメールに一応絞っていますが、もう少し広く「広告」とプライバシーといった視点からも、考えてみたいと思っています。やりがいがありそうなので、頑張るつもりです。 吉良 研究室
私たちの研究室では、高齢化、過疎、福祉などをテーマに研究をしています。私は、春休みに上津江村へ過疎調査に行ったりもしました。 (田村 陽子) 吉山 研究室 (本明 京子) 坂口 研究室 (大野 有美・前田 ひろみ) 小澤 研究室 藤田 研究室 (馬場 涼子) 水上 研究室 (塩月 愛美) 次へ
しかし、先生は若い!かわすのも上手。なんなくこれらをクリアーし、私たちのテーマである「見えるラジオ」「ポケベル」「女ことば」「福祉のコトバ」「カタカナ語」「私語」等に対し、各々の方向を見出だせるように的確なアドバイスを与えてくれる。
私たちだって、何も考えずに単に雑談したり食べたりしているわけではなく、“ら抜きことば”や“敬語の使い方”“箸の持ち方”など、注意されないように意識している。これも、常に先生の“きれいなことば”と“正しい作法”に日常触れているおかげだ。
ところが、こんな“カレ”だって、カップラーメンをすする時もあり、その時は一種異様な雰囲気を醸し出す。これが奇妙でなんだか楽しい気分になる。
こういう楽しさが、私たちの卒研を進める原動力になっているのではないかな。すべきことはして(本当かな?)、遊ぶときは思いっきり(これが本音!)……というのが吉川ゼミであり、まさにそれは、活発で非常に明るいゼミ生と吉川教授とで作りあげる一つの愉快な世界「ヨシカワールド」なのである。ちょっと楽しそうだと思ったあなた来て見て一緒に話そう。WELCOME「ヨシカワールド」へ。
来年2月、卒研の発表が無事に(!?)終わったら、みんなでタイへ行く。これも楽しみだ。
卒業研究の時間は、各グループごとに1週間の間にやったことをレジメにし、皆に報告して意見を言い合います。私たちは、バーチャルリアリティーや情報教育問題、サブリミナルの影響、ビデオ番組制作、メディアリテラシーなどをテーマに研究しています。
卒研の進み具合は、各自マイペースでまだまだ本腰を入れていない状態ですが、楽しく和気あいあいと、途中でくじけてしまわないよう皆で力を合わせて頑張っていこうと思っているところです。誰でも気軽に来られる研究室です。皆さんもぜひ一度遊びにきて下さい。
ゼミの中でどちらのテーマを研究するかで2つに分かれ、資料を使ってゼミをします。担当した範囲を発表して、意見、質問を出し合い、先生にも助けてもらいながら内容を理解しようとしています。コンピュータを使った研究データ集めも行ないます。
夏休みもよく学校に出ました。公開講座の手伝いは、大変でしたがよい勉強になりました。
忙しい分、凍田先生と楽しい助手さんとゼミ生8人でのお茶やお菓子を食べながらの雑談はとても楽しい一時です。コンピュータのことはまったく知らないで、このゼミに入った私たちですが、卒業までにバーチャルやグラフィックスのことを、人に説明できるように、頑張ります。
岡直美・上條直美・蝉川真規子:「肖像権とプライバシー」というテーマで、卒研を進めています。あまり資料がないので、困っています。具体的には、現在いたるところに設置されている監視カメラの問題を取り上げ、承諾なしに勝手に容姿などを撮られる社会の問題を深く掘り下げ、研究することにしています。
佐藤ゆかり・中村江里・三浦直子:私たちは、「高齢者とプライバシー」というテーマに取り組んでいます。男性介護(婦人に対する)、大部屋制といったプライバシーが侵害される様々な問題について研究中です。
首藤佳代・長友織江・野尻裕子:私たちは、「電話とプライバシー」について研究しています。盗聴や電話番号表示サービスなど、一人一台の時代になりつつある電話の身近な問題について調べています。
楢橋亜紀子:私は、「情報公開」をテーマにして、大分県や他県の条例と比較したりしています、。また、知る権利やプライバシーの権利など、いま注目されていることについて研究中です。
ゼミが決まってから、すぐ先生の家で鍋パーティーがあり、それをきっかけにみんながうちとけてきました。
お菓子はあまり出ませんが、先生が入れてくれるコーヒーは飲み放題です。
説明会で、吉山ゼミでは英語の論文も読まされると聞いていました。はじめのうちは、嫌々ながらも頑張ろうと思っていましたが、いざ始まってみるとやっぱり苦痛の方が大きく、私にとってゼミまでの日々は地獄の毎日です。(1年生の皆さん気をつけましょう…)。
先月、私のグループでは対人認知の実験を行いました。今は懇切丁寧で、うるさいご指導の下、データ分析にかかっています。もっとも、これは昨年の続きだそうで、私たちの実験もこれから考えないといけません。そんなことをしながら、研究室のお菓子を食べ、みんなで楽しく話をしています。
私たちは『研究は早め早めに余裕をもって』を目標に、ボランティア活動についての本を借りて読んだりまとめたりをしていますが、時々自分達が何を調べたかったのか混乱してしまう時があります。そんな時、他の人達や先生の意見を聞いたりすると、今まで気がつかなかったことなどが発見できるのでとても勉強になります。
また、全員の研究内容がまったく違うので、今まで深く考えなかったことについての発表を聞き、意見を出しあうのはとても楽しいです。これからも、なごやかな雰囲気でみんながんばっていけたらいいなと思います。
阿南優子・和泉由紀子:今、「人生ゲーム入門」という本を購入し、読み進めています。読み応えがあり、手強いなーと感じていますが、何とか卒業する為頑張っています。研究室のいい香りでしばしば意識が遠くなり快楽に襲われます。
河上千寿子・小園幸香・中村恵子:話をしている二人は基本的に同じ動作を行うという説「姿勢反響」について実験を行っています。テーマはとても興味深いのですが、ゼミ室の強烈なポプリにむせて頭が働かなくことがあります。
だんだんと人柄がわかってきました。先生もだいたい私たちと同じなのでいつも部室のような雰囲気で楽しい時間を過ごしています。子どもの研究なのに子どもがダメなメンバー(我輩)もいますが、何とかこの機会に克服して、8人それぞれのいい研究をしたいと思っています。
ところで、卒業研究の主な研究内容は、社会分野に属し、ゴミの問題、町づくり、過疎問題等々です。いろいろ調べ物が多かったり、資料を集めたりするのに皆苦労をしているようです。また、資料調査のみにとどまらず、実際に調べに行ったりするところもあるようです。
卒業研究もついに、あと4、5ヶ月程で完成させなければなりませんが、これを2年間の締めくくりとして、悔いのないようなものを残したいと思います。また、みんなもそれぞれいいものをぜひ完成させて欲しいです。
そして最後に、残りわずかな学生生活で、いい先生といい仲間で一緒に頑張っていけることを心の底から良かったと思います。