保護者からのメッセージ |
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村岡 久美子
受験・入学と忙しい時が過ぎ、昨年までのポッカリと穴のあいたような時間も、少しずつ埋まっているような日々が帰ってきています。
娘は縁あって私の母校に進学しました。もっとも、「科」が違うので何も助言はできませんでしたが…。
体に似合わず消極的な娘ですが、少しずつ慣れるにつれて、
「まだ友達ができん…。」
「講義が面白くない…。」
等の不満を出し、大阪の姉達に電話で相談をしていました。
その度に、「講義はどこも同じだよ。くらいついていかないとだめだよ。」と叱咤激励されておりました。でも、少しずつお友達から電話がかかったりするようになり、ほっとしている所です。
そんな娘を見ておりますと、残念ながら、自分のやりたい事、やりたい仕事は、まだつかめていないみたいです。これから、友人たちや先生そして社会と積極的に関わりながら、ゆっくりでいいから、自分のやりたい事を見つけてほしいと思っています。自分に似合った、自分らしい、自分だけの仕事。親はもう何もできないので、エールだけを送りたいと思います。
(1年生 村岡 希美さんのお母様)
「学生生活を有意義に」
吉見 竹子
娘がコミュニケーション学科に入学して、早くも1年5か月が過ぎました。月日の経つのはまことに早いものです。娘の入学式のあの感動は今でも忘れることはできません。
教育家庭でもない私どもの娘が、このように明るく素直に成長してくれていることは、きっと今通っている短大のおかげだと思いますし、親として誠に喜ばしいかぎりです。
娘が「芸短」に通っているといえば、ほとんどの人たちは、音楽科または美術科かと聞きます。その意味で、コミュニケーション学科は残念ながら一般の人達には、まだまだなじみがないのかもしれません。親の私自身よくわかりませんので、娘に「コミュニケーション学科ってどんな勉強するの」と聞いても、「それが一番むずかしい質問」と答えます。詳しいことはわからなくても、娘の日常生活をみていると、今まで知らなかった他の地域から来ている多くの人たちとも友達になったり、とても楽しそうなので安心しています。新設されて歳月もまだ浅い学科ですが、徐々に学科の“カラー”を出していってもらいたいものです。
娘には常日頃言っていますが、特に2年生のみなさんには、残りの学生生活をぜひ有意義に過ごしていただきたいと思います。
(2年生 吉見 尚子さんのお母様)